プラチナエンドネタバレ16話『涙の行方』ルベルが1級天使に!

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ーー一途な思いが命を煌めかせるーー

明日はカナデから目を離さず、けれど着地と同時にミラーハウスの中にへと入る。

ナッセ
「入っちゃった」

~ミラーハウス内~

明日
「六階堂さん!奥さんを抱えてこの中を見えない速さで飛んで下さい。お子さんは俺が」

六階堂
「何故中に…」

明日
「生きるためです!今4人共ヤラれずに済むにはこれしか…」

そして二人はミラーハウスの中を見えない速さで飛び回る。

~ミラーハウス外~

ハジメ
「見えなくなった…」

カナデ
「六階堂をヤラれないためにはそうするしかないが、自らはいるとは本物のバカだな。こっちは疲れて飛べなくなるのを待てばいい。これで決まりだ」

ハジメ
「やりましたね。ポリマン先輩」

カナデ
「ああ。六階堂があんな簡単に入るとは僕も思ってなかった。あのバカはともかく」

ハジメ
「な…何故六階堂は…?」

カナデ
「家族愛…ってやつだろう」

ハジメ
「カゾク…愛…カ…カゾクアイって何?」

するとハジメはもがき始める。

ハジメ
「あう~うう~。何?何かいらつく…い…いけない。ポリマン先輩の前で取り乱しては…ハァハァ」

ナッセ
(明日くん…)

カナデ
「僕好みの可愛天使ちゃん顔色悪いな。ああ真っ白なのは最初からだったか。たしか僕が亡くなったら大喜び?パートナーにヤラれる?だっけ?それが今はそのパートナーが命を落とすのも時間の問題…笑えるよ。どうした?天使は直接手出しはできないが、今日は口も出せないか?」

それでもナッセは何も答えない。

カナデ
「じゃ、ハジメくん。奴らが止まったら知らせてくれ。その時は白を刺しに来る」

ハジメ
「え。お帰りですか?」

カナデ
「当たり前だ。止まるまではいる必要がない。ハジメくんと一緒にいるのも怖いしね」

ハジメ
「わ…私めが矢を刺すとでも…」

カナデ
「すべての可能性は考えるべきだろ?無闇に神候補とは一緒にいないことだ」

ハジメ
(おお。さすがポリマン先輩。カッコイイ)

~ミラーハウス内~

見えない速さで飛び続ける二人。

六階堂
「何か考えがあるのか?」

明日
「いえありません」

六階堂
「な…無いって」

明日
「生きてることが大事です。出る方法を考えることがも。」

六階堂
「そ、そうだが。このままでは自分の体力はいつまでもつか」

明日
「生きてる限りやれることがあればやらなきゃダメです」

~カナデ宅~

カナデ
「本当に策なしか。入らなければ自分だけは助かったものを」

メイザ
「ですね」

~ミラーハウス内~

明日
(どのくらい経った?高速で飛んでると時間の感覚がわからない。いくらなんでも永久には飛んでいられない。いつかは止まる。どうする?何か方法は?)

考え事をしている明日の胸元には泣きそうで震えている六階堂の娘がいる。
それを見た明日は微笑みかける。

明日
「大丈夫。怖くないよ」
(やってみるか…)


「六階堂さん!出られるかもしれません!」

~ミラーハウス外~

バレ
「本当?嘘?」

ナッセ
「う~ん『かも』だからね」

ハジメ
「ポリマン先輩!今中で『出られる』と!」

カナデ
『うろたえるな。出られるわけがない』

~ミラーハウス外~

明日
「今からその方法を言います。」

六階堂
「待て。この会話聞かれてるに違いない」

六階堂の勘は的中。カナデには中の会話は聞こえている。

明日
「でも聞かれているならメトロポリマンにも分かりやすくていいかもしれません。」

六階堂
「分かりやすい?」

明日
「今してる会話が聞こえてるなら。俺達がここから出たら会話が奴に聞こえなくなる。奥さんやななかちゃんの声も」

六階堂
「(そうか)なるほど」

明日
「じゃあ出ますよ」

六階堂
「分かった。出よう!」

~ミラーハウス外~

ハジメ
(出る?どうやって?)
「で…出たのでしょうか?そんな気配は無いのですが」

カナデ
『ははは姿は見えないから声を出さずに出たふりか。どんだけ幼稚な策なんだよ』

ハジメ
「な…なるほど…。ぎ…逆にこんな苦し紛れしか打つ手が無いと…」

カナデ
『そうだ。いいかこれから先ヤルまでは何が合っても中にいるか確認しようとするな。とにかく開けなければいいんだ』

バレとナッセは二人にしか聞こえないように会話する。

バレ
「面白いかもしれませんね。この状況で六階堂七斗があの中にいるかどうは分かるのは私だけ。架橋明日はナッセだけ」

~数時間後~

ハジメ
「ポ…ポリマン先輩…。」

カナデ
『何だ』

ハジメ
「もう入ってから半日…。本当に奴らは中にいますよね?」

カナデ
『そう思ったら奴らの思う壺。そう言いたいだけだよなあ?』

ハジメ
「ポリマン先輩」

カナデ
『どうした?』

ハジメ
「奴らの天使が見当たりません」

カナデ
『少しでも中にいない。そう思わせられるなら天使も協力するだろう』

ハジメ
「は…はい!一応。ほ…報告と思い…」

ハジメには見えない場所にバレとナッセは姿を隠す。

~ミラーハウス内~

明日
(六階堂さんの奥さんと子供をここに閉じ込めたなら出る方法も知ってるはず。でもそれを引き出すのは難しい。他に方法は)

六階堂
(まずいな…体の痛みが…これでは薬を呑むことも…後どれだけ飛んでいられるか。あやと子どもたちの命だけでも…)

~カナデ宅~

カナデ
「何か変化があった時、動きが止まったときだけ連絡しろ。僕は少し休む。いいな止まった時と何か合った時だけだ」

ハジメ
『は…はい』

カナデ
「底谷ハジメ…思ってたほど使えないな。六階堂達をヤッた後、すぐにヤルか」

メイザ
「はい」

~教会~

ルベル
「もう頭パンクしそう…」

ヨロヨロのまま外に出るルベル。そこには悲しそうな表情を浮かべた咲がずっと待っていた。

ルベル
「待ってたんですか?寝ずに…」


「二人…帰ってこない。LINEも届かない…六階堂さんたち家族…架橋くん…皆生きてるよね…きっと今も命がけで戦ってる…なのに私は何の力にもなれない」

ルベル
「咲、大丈夫。僕が頑張って必ず1級天使になるから」


「ありがとうルベル。でももういいの。私皆のところへ行く」

ルベル
「咲…。」


「翼がなくても闘う…」

ルベル
「だめだ咲!翼なしじゃヤラれる!今の咲は自暴自棄になって海に入ったときと同じ。自分の無力さに自信を失い誤った行動を取ろうとしている!
ごめんよ。咲…役立たずの天使で…」


「る、ルベル?涙が…」

ルベル
「え?あれ…おかしいな。天使は涙を流さない…誰かのために涙をながすのは人間だけって天界の書物にも記してあった…!こ、これは…」

~ミラーハウス内~

六階堂
(くそ!目が霞んで…意識も…ここまでか。もう奇跡でも怒らない限り…あや、ななか…すまない…。皮肉なもんだ…天使に捕まりこうなったのに。亡くなる前では神にすがりたくなる…)

~教会~

???
「ルベルよ」

ルベル
「神…」


「お前は涙を流した」

ルベル
「は…はい。涙を流すなんて天使失格です」


「前例がないだけだそのような天使は今までいなかった。お前は人間のために涙を流した初めての天使。人間の気持ちを理解し共感できる天使になったのだ。これからお前は1級となりこう名乗るが良い。感情の天使ルベル」

ルベル
「感情の天使…受け取って咲!翼の輪だ!」


「ルベル」

ルベル
「咲行こう!明日たちのところへ!」


「うん!」

そうして咲は涙を浮かべるのであった。

~ミラーハウス外~

ナッセ
「あ。咲ちゃん!」


「バレ今の状況は?」

すると突然

バルタ
「おやおや皆さんお集まりのようで」

ルベル
「バルタ!」

バルタ
「ルベルくん。1級昇格おめでとう。どう動くか自分で決める勘でね。その勘によれば、新たに現れるものがすべての鍵を握る」


「どういう意味?」

バルタ
「君がしたいようにすればいいってことじゃないかな」


(私は…)

咲は赤の矢をだす。

ルベル
「咲。きっとあいつはメトロポリマンに赤の矢を刺されてる。気づかれるだけですよ」

ナッセ
「いいよ咲ちゃん。刺すだけ刺してみたら。メトロポリマンが観てるカメラには気をつけてね」

バルタ
「クス…(さてどうなるか)」

咲はハジメの背後から赤の矢を貫く。

ハジメ
(え…?刺された…?)


(やった!)

ハジメはその方向を振り向くと、可愛い咲の姿を目にする。

ハジメ
(この感情はこの感情は!好き!猫の耳をしたあの子!好きだ!)

だがここで別の勘定も現れる

ハジメ
(ポリマン先輩…)
「ぐ…ダメだ…お…俺は…ポリマン先輩の下僕…お…俺にはポリマン先輩が!あああああああ!」

カナデ
『なんだ?』

続きは17話で!

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