プラチナエンドネタバレ12話『約束のしるし』

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「今日は一緒に、私のベッドで寝て欲しい」

ルベル
「な、え、ちょ。咲何を!」

ナッセ
「良いことじゃない」


「どうしても話したいことがあるから」

ルベル
「話なら一緒に寝なくても」


「ううん。そうしないと話せないと思う。
ルベルとナッセは朝まで何処かへ言ってて欲しい」

ナッセ
「OK.人間の男女が初めて一緒のベッドで寝るのは特別なこと。
そんなことも知らないの?」

ルベル
「知らないさ。」

ナッセ
「とにかく私たちはお邪魔なの」

そう言って、2匹の天使は部屋からでていく。
そして明日は咲のベッドに移動する。

~場面転換、六階堂宅~


「七斗くん食事は?」

六階堂
「すまん」


「食欲ないのね…体も痛むんでしょ?安静にしなきゃ」

六階堂
「体の痛みよりこのままでは心が痛くてな」


「またそういう適当なこと言って。ごまかさないで。
二人の間に秘密は持たない約束じゃない」

六階堂
「そうだったな。」


「一体毎日何をしているの。正直に話して。
言ってみなければわからないじゃない」

六階堂は妻に近づき壁側に追いやると、壁ドンをした。

六階堂
「自分を愛してるか?」


「愛してる」

六階堂
「自分も君と子どもたちを愛している。今会いする者たちのために、
仲間と地球を滅ぼす悪と戦っている」


「その話を信じればいいの?笑えばいいの?」

六階堂
「笑顔で信じてくれたら一番いい。
1日1日が勝負なんだ分かってくれ。おやすみ」

そうして六階堂の妻は小さく微笑んだ。

~場面転換、咲宅~


「架橋くん…私…しにたいの…」

明日
「し…」


「わかってる。でもお願いだからそのまま聞いて。
架橋くんには一番言っちゃいけない言葉だよね。
今は同じ目標に向かっている。仲間だと…」

明日
「仲間…?」


「うん」


「仲間なんて言っても実際は架橋くんに守ってもらうだけ。
翼になってもらうだけの文字通りのお荷物。
私には仲間なんて資格はないの…」

明日
「資格?」


「うん。年長の時、小1の時、私の家族と架橋くんで海やキャンプに言ったこと覚えてる?」

明日
「覚えてる。どっちがどっちだったかは覚えてないけど」

~回想

四葉のクローバーを見つけた明日は咲にプレゼントする。


「小学校になったら男の子はおとこのこと、女の子は女の子と遊ぶようになっちゃったね」

明日
「仕方ないよ。男の子と遊ぶとエロなんだろ?」


「そんな感じ…でも私と明日くんはいつまでもずっと友達だから。」

明日
「あったりまえ」


「この四つ葉のクローバーがそのしるし」

明日
「うん。分かった」

回想終了~

明日
「そっか、あの頃は幸せだった。それだけで」


「ずっと友達って言ってたのに。私、架橋くんのこといじめてた。
家族を失ってひとりばっちになった架橋くんに声をかけるどころか、いじめた。
他のこと一緒に『架橋ケライ』って言った。
近くを通る時鼻をつまんだ」

つらそうな顔で、咲は言った。

明日
「あの中に咲ちゃんも…」


「うん…一生友達なんて言っておいてそれを裏切って。
人として最低だよね…私、小学校の頃は学級委員だったりしたけど、いい子だったのは先生や親の前だけ。
その時その時周りに合わせてた。いじめてた。余計最低。言い訳にしか聞こえないと思うけど。
そんな自分が嫌で一人の時はいつも泣いてた。そしてあの日、最後の最後だと思って中学卒業の日…
私…謝ろうと思って架橋くんを追いかけた。追いかけたけど」

目にしたのは屋上から飛び降りる架橋明日の姿だった。


「怖くて…私…そのままーーー」

そのまま水の中へーー


「その時ルベルに出会ったの。架橋くんが生きてるってわかった時は凄くホッとした。
赤の矢を架橋くんに刺し嫌われてないってわかった時はもっとホッとしたけど。
でもそれから架橋くんの言動…言葉が突き刺さって。自分に言われてるとしか思えなくて、
なのに私の翼になり、私のために闘うとか。昨日は本当に命がけで。もう見てるだけで苦しくて。
こんな私が何で生きてるんだろう…ッて。だから私をヤッて。架橋くんにヤラれたい。
お願い。最低だって架橋くんの言ったじゃない。だから…」

明日は立ち上がり、咲と手を合わせて腕輪を絡ませた。
そのまま外に飛び立つ。


「架橋くん?」

すると明日は書か手を解き、明日の方の輪だけを外す。
つながっているのは後、『咲の離れたくないという意思』のみ。
これが解ければ、もう一緒に飛ぶことは出来ない。


「架橋くんは人をヤラない。命を断ちたいなら自分でヤれってことね」

ルベル
「咲!!」


「ルベル来ないで。来ないで…」

そして咲は手を離す。

ルベル
「咲…!!」

だが、とっさに咲は離した明日の手を掴む。


「嘘。私、わたし生きていたい!架橋くんや六階堂さんと明日(あした)の扉を開きたい!
ごめんなさい!ごめんなさい!」

そして建物の上にへと移動する。


「架橋くんはすごいよ。『いじめられる方がいい』とか『人を恨まないとか』
普通なら綺麗事って言われることを本当に貫く。
そんな人を前にしたらもう本当のことを言うしか無い。
私も、正直に…。」

明日
「もういいよ」


「よくない。これだけは言わせて。
私を信じて下さい。そして一緒にいさせて欲しい」

明日
「許すも何も。怒ってない。
一緒に頑張ろう。四つ葉のクローバー探した時みたいに。
ルベルナッセ。ごめん戻ろう」

翌日

六階堂
「メトロポリマンに関してわかったことは。年齢15歳~20歳。
身長175cm。色白のイケメン。現場に残されたマスクの破片などから血液型はB型。
DNAは警察に一致するデータなし。」


「念のため、この2日間で無くなった外科医も探ったほうが…
必要があればご信用に4本の腰、10本の赤の矢は使います。何時でも言って下さいね。」

六階堂
「頼もしいね」


「架橋くんはメトロポリマンのマスクのしたの似顔絵を早く描いて」

明日
「え?!あはい」


「それから、この部屋手狭になってきたから、広くて行動に適したところへ皆で移動したいと思うんです」

六階堂
「悪くないな。それにもうすぐコスチュームも出来る。
架橋くんのとひと目で区別が付くように色や形を決めてるところなんだが」


「コスチューム…もし色を選べるなら黄色が良いです。」

六階堂
「黄色?なんでまた」


「私にとって幸せの色だから。
それとバレ。はい聞きたい事があるの
(私も翼が…もしかしたらバレなら…)」

咲の瞳には、もう闇はない。

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